坐骨神経痛による左下肢痛が完治した

 千葉県/67歳・女性・主婦

 昨年末のことです。夕方、椅子から立ち上がろうとしたとたん、左足に激痛が走りました。歩くこともできず、座っても横になっても痛みは変わらず、左足をひたすらさすっていました。湿布薬を貼ろうにも、左足全体には貼るのは無理です。冷やすべきか、温めるべきかわからず、布団の中で電気あんかを当ててみましたが、痛みは治まりません。その晩はほとんど眠れませんでした。

 翌朝、やっとの思いで受診した整形外科で、腰椎ヘルニアによる坐骨神経痛と診断され、痛み止めの飲み薬と坐薬をもらいました。坐薬を入れると激痛は一時的に弱まりますが、薬が切れるとまた痛みが増します。とにかくじっとしていても痛み、楽な姿勢が見つからず、非常につらい状態でした。

 このままではお正月も迎えられないと思い、大阪にいる治療師の友人に電話で相談しました。友人は坐骨神経痛は光線療法でよくなると言って、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)の受診を勧めてくれました。

 翌日、痛い足を引きずりながら、やっとの思いで貴所を受診しました。診察の結果、下半身の冷えが強く、それが痛みを強くしている原因のひとつだと言われました。私はそれまで、からだの冷えを自覚したことはありませんでしたが、血液循環を改善すれば筋肉がやわらかくなり、姿勢がよくなれば症状が軽減すると説明を受けました。 

 光線治療はとても気持ちよく、睡眠不足の疲れもどっと出て、治療中にうたた寝をしてしまいました。治療後は、左足の痛みが半減したようで、駅までさほど苦痛もなく歩けました。その晩、床に入るまで足が温かく、久しぶりに熟睡しました。

 3日連続で通院治療を受けました。3日目の治療終了後には、左足の痛みはなくなり、痛み止めの服用も中止しました。正月を迎えましたが、足の痛みはなく、楽しく初詣に出かけることができました。

 光線治療の速攻せに驚くとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・腰上部を各10分間照射、両足首部①・腓腹筋部㉙・両膝部②・後大腿部㉚・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左臀部⑭を各5分間照射。⑦①㉙②㉚⑤⑥は集光器使用せず、腰上部・③⑭は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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