
サルコぺニア、フレイルと可視総合光線療法 2
■握力と大腿周囲径は死亡の有用な予測因子(日本の研究2021年)
筋力および筋量は、心血管の健康に重要な役割を果たしている。また、握力および大腿周囲径(太ももの太さ)は糖尿病、メタボリックシンドローム、生命予後との関係が報告されている。本研究に参加した者の握力や大腿周囲径と6年後の生命予後を分析した結果、男女とも握力および大腿周囲径の死亡に対するリスク比は、握力、大腿周囲径の増大に伴い低下した。死亡リスクは、男性では握力の増大でリスク比0.88と有意に低下した。女性は握力で同様の結果であった。握力は全身の筋肉と関連し、大腿周囲径は大腿周囲の筋肉量および皮下脂肪の増加と関連した。以上、握力および大腿周囲径が増加するほど死亡リスクが低下することが示唆された。
光線研究 第653号 令和7年12月1日発行 一般財団法人 光線研究所