肝臓ガン術後のかゆみが消え、経過も順調
千葉県/67歳・女性・主婦
私は67歳になる主婦です。かつて出産時に受けた輸血が原因で、C型肝炎になってしまいました。漢方薬の服用や、注射も受けていましたが、一昨年、残念ながら肝臓にガンが見つかり、3カ月入院して手術を受けました。
手術は成功しましたが、体重は7kgも減り、体力が落ちて、満足に家事もできない状態でした。また、肝臓が悪いせいでしょうか、全身がかゆくて、とくに甘いものを食べたあとは強烈にかゆく、それにも困っていました。
そんなとき、知り合いから「光線療法が何にでもいいから、一度使ってみたら」と勧められ、治療器を貸してもらいました。しかし。治療法がわからないので、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次の処方をいただきました。
治療用カーボン1000-3001番を使用し、両足裏部⑦10分間、両足首部・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)各5分間、背正中部㉘(1号集光器使用)・肝臓部㉗(2号集光器使用)各10分間、後頭部③(1号集光器使用)5分間照射。
光線照射1ヵ月ほどで、食欲が出て体重も増え始め、体力もついてきて、家事も普通にできるようになりました。からだのかゆみもだいぶ少なくなりました。
ところが、また肝臓に1cmほどの影が見つかりました。しかし、病院ではしばらく様子を見ることになったので、光線治療器を2台に増やし、1日2回照射を始めました。すると、その影が薄くなってきて、半年後の検査ではすっかり影が消えていました。大変びっくりしました。これは光線療法の効果だと、ありがたく感謝しました。
現在、手術してから丸2年になりますが、体調もよく元気に過ごしています。2ヵ月ごとの定期検査もとくに問題なく、肝機能の数値も基準値範囲内になっています。
8万/μlまで減っていた血小板も、10万μl以上(基準値範囲は15~35万/μl)まで回復しました。
肝臓ガン切除という大手術をした私が、こんなに元気にすごすごとができて、光線療法には感謝でいっぱいです。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著