幼少期から苦しんできたアトピー性皮膚炎が改善

 埼玉県 〇川 〇林様

 娘はもうすぐ12歳になる中学生の女子です。生まれて間もない頃からアトピーがあり、憎悪と緩解を繰り返していました。中学受験のため塾通いを始めた頃から皮膚の乾燥が強くなり、痒みも日毎に増してきました。受験勉強に加えて、吹奏楽お演奏会で立て続けに忙しくなってきたことも影響したのかもしれません。痒みのため夜もよく眠れず、次第にステロイド性の塗り薬も効果が見られなくなってきました。私の母が長年愛用している光線治療が皮膚の病気にも効果的だと聞き、娘をそちらの診療所へ連れて行きました。

 貴診療所(光線研究所付属診療所)では、首や膝裏などかゆみが強く、夜に目が覚めてしまうことで日中の勉強もはかどらないことを率直に伝えました。先生からは、「アトピーになりやすい子は足が冷たいことが多く、思春期を経ても体質が変わらない場合、大人になっても症状が続くことが多い」と説明されました。「光線療法で全身の血行状態を改善し、皮膚の保湿効果を高めて、アトピーが改善するよう頑張りましょう、食事や睡眠などの生活習慣も出来るだけ規則正しくすることが大切です」とのことでした。

 説明を受けた後、光線治療を受け、その日一日かゆみが軽いようでした。少し通院させてみようと思い、身体を冷やさないよう自宅で足湯を始め、好きなアイスクリームもできるだけ控えるようにしました。

 通院を始めて2ヵ月後には、汗をかきやすくなり、便秘も改善してきました。夏休みになり通院回数を増やしていくと、夜間に皮膚を搔きむしることが少なくなり、皮膚の状態も全体的に改善してきました。光線治療を始めて9ヵ月がたった今では、肘と膝裏がかさつく程度になり、痒みは殆ど無くなりました。現在、部活に勉強に遊びにと、学校生活を謳歌出来ています。これも光線治療のおかげだと感謝しています。

◆光線治療

カーボンは3001-3002番。治療部位は足裏部⑦、両膝部②、膝裏部、背中部(以上集光器使用せず)左右肘部、左右手首部、顔面部⑯、後頭部③(1号集光器使用)、左右咽喉部④(2号集光器使用)。照射時間は、⑦10分間、その他の部位は5分間照射。

『光線研究 第630号』令和4年2月1日 一般社団法人 光線研究所発行

馬込沢うえだ鍼灸院

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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