坐骨神経痛・肩こり

 女性・56歳・自営業/148cm・47kg

◆症状の経過

当所受診3カ月前頃から左臀部から左下肢にしびれが出現。歩行時は割としびれは軽減していたが、じっとしているとしびれが強くなり、立っているのもつらくなっていた。整形外科で坐骨神経と診断され鎮痛剤が処方されていたが改善が見られなかった。友人に光線治療を紹介され、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。

◆光線治療

治療用カーボン3002-4008番を使用し、照射部位は両足首部①・両足首部①・腓腹筋部㉙・後大腿部㉚・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)左肩部⑨・後頭部③・左右頸部(以上1号集光器使用)、当所では4台の光線治療器で合計40分間照射。当所への通院治療を継続した。

◆治療の経過

下肢症状だけでなく、首が前に落ちて肩や背中のこりや左肩の痛みも見られた。さらに左半身が右側に比べて硬くなっていた。趣味の書道で大きい字を書く時に、四つん這いになり背中を丸め、左半身に重心をかけて書いていたことが一因と思われた。週に2~3回の当所への通院治療を開始。数回の通院治療で、夕方しゃがみ込むような痛みは消退した。5回ほどの通院治療で左下肢のしびれや肩こり、左肩の痛みも緩和した。自身で姿勢にも注意するようにし、その後徐々に症状は改善。3カ月程の通院治療で、肩こりや左肩痛が改善し、左下肢のしびれもほぼ消退した。

『光線研究 第630号』令和4年2月1日 一般社団法人 光線研究所発行

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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