がんこな冷え症、体調不良がなくなった

 東京都/53歳・女性・主婦

 私は子どものころからガリガリにやせていて、毎月風邪をひいてるようにな虚弱児でした。

 それでも22歳で結婚し、23歳で出産しました。出産後は育児も大きく、慢性的に疲れがとれず、体調の悪さをずっていきました。体重のほうは、妊娠時以外には40kg以上(身長151cm)になったことはありませんでした。普段から食も細く、少し食べすぎるとお腹が張って苦しくなりました。慢性的な便秘症で、寝つきも悪く、熟睡したことは年に数えるほどでした。

 23歳で出産後、33歳までの10年間は、ずっと生理が止まったままでした。30歳になったとき、さすがにこのままではいけないと思い、婦人科に通院してホルモン治療を始めたましたが、生理が戻るまでに3年もかかりました。

 生理不順と生理痛には、初潮のころからずっと悩まされていましたが、33歳で生理が戻ったからはいっそう症状が強くなりました。生理の2日ほど前から、頭痛、とくに両眼の奥のほが痛くなり、生理の2日目には痛みがピークに達して、吐き気と腹痛も加わって、何もできなくなりました。

 もともと冷え症体質で、いつも冷たいのですが、生理中はからだが異常に冷えて、生理が終わっても風邪をひいたような状態になり、その都度寝込むことを繰り返していました。

 そんな状態を20年間も続け、快食・快眠・快便の記憶がほとんどないまま、53歳になりました。

 私は体調のよいときにだけ、日本舞踊を教えているのですが、最近教え始めた生徒さんから光線治療のことを教えていただきました。

 その方は、以前から家族全員で光線治療を健康管理に役立てており、「光線治療をすると風邪をひかなくなるし、どんながんこな冷え症も必ず治りますよ」とおっしゃったので、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診することにしました。

 もう暖かな陽射しの3月中旬でしたが、足指の温度測定で20℃しかありませんでした。貴所の先生の診察で、「まず冷え症を改善させることが、体調改善の第一歩になります」と指導を受け、しばらく通院治療を受けることにしました。

 それまでは、入浴してもすぐ冷えて、鼻水が出ていたのに、初めて光線治療を受けた日は、夜までからだがポカポカ温かく過ごせました。

 1週間に1回しか通院できませんでしたが、光線治療1カ月後には、1回の治療で3日間は冷えを感じないですむようになりました。生理時の頭痛も軽くなり、生理中の異様な冷え感も緩和されました。また生理後にあった、風邪をひいたような症状で寝込むことが、ほとんどなくなりました。

 その後も1週間に1回、通院治療を続けました。毎年、季節の変わり目には必ず体調を崩して寝込むことなく過ごせました。また、クーラーが入る時期になると必ず体調を崩して風邪をひいていましたが、咳や鼻水がほとんど出なくなりました。

 現在、通院開始後3カ月が経過したころです。生理時の頭痛や腹痛が起こらなくなり、食欲が出て、便秘も解消し、体重も1kg増えました。念願の40kg超えももう少しです。また寝つきがよくなって、熟睡できるようになりました。

 この先、どこまで元気になるのか、毎回楽しみながら通院治療を続けています。これからもよろしくお願いします。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足裏部⑦・両膝部②を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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