歯槽膿漏による腫れと痛みがとれた 

 東京と/77歳・男性・自営業 

 若いころから歯が悪く、とくに50歳代以降は歯槽膿漏で歯茎が腫れはじめました。そのころは痛みが強く、硬いものは全く噛めない状態でした。もちろん歯科にはずっとかかっていましたが、一時的に痛みや腫れが引いても、すぐに症状がぶり返しました。

 歯槽膿漏以外はとくに悪いところはありませんでしたでしたが、70歳を過ぎて、心臓弁膜弁症の手術を受けたり、前立腺肥大症の手術を受けたり、難聴になって補聴器のお世話になるなど、この数年はからだのトラブル続きで、物忘れもひどくなり、気力や体力の低下を実感していました。 

 光線治療のほうは、妻(69歳)が3~4年前に耳鳴りの治療で通院していた耳鼻科で、偶然知り合った方に紹介されて始めました。妻は、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を診察を受けて、耳鳴りの治療法を教えていただき、自宅で光線治療していました。

 1カ月ほど照射したところ、数年来一日中あった耳鳴りが日中は気にならなくなり、同時に半年前に打撲した右肩の痛みが完全になくなってしまいました。また最近では、日中数時間耳鳴りが全く止まっていることが多くなったとのことで、私にも光線治療を勧めてくれました。

 そこで、貴所で診察を受け、歯槽膿漏の治療法を教えていただき、早速、自宅で治療を始めました。心臓弁膜症の手術でペースメーカーを装着していますが、光線治療は体内の人工物には影響しないと教えていたただいたので、安心して光線治療に取り組むことができました。

 1カ月ほど光線治療をしたところ、歯茎の痛みもなくなり、悪かった右側の歯でも物が噛めるようになりました。さらに光線治療を続けると、冷たいものを食べても歯がしみることもなくなり、何年も続けてきた歯科への通院をやめました。何でもおいしく食べられるようになり、体重も2㎏増えて体力もついてきました。

 現在光線治療を始めて3年目ですが、風邪もひかなくなり、体調はきわめて良好です。もちろん歯槽膿漏による歯茎の腫れや歯の痛みも、いまは全く出ていません。

 とくに、昨年から光線治療器を2台にしたので、一段と体調がよくなりました。治療器2台での治療は、からだが温まるまでの時間が早くなっただけでなく、治療中や治療後の気持ちのよさがまったく違います。知人にも、できれば治療器2台で照射することを勧めたいと思います。

◆光線治療(耳鳴り・妻)

治療用カーボン:3002-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・頸椎下部㉜・左耳部⑰を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・右肩部⑩・右耳部⑱を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、㉜⑩は1号集光器使用、⑰⑱は2号集光器使用。

◆光線治療(歯槽膿漏:夫)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・口中部⑧・右頬部(患部)を各10分間照射、腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、⑧・右頬部(患部)は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

歯・口腔の病気歯槽膿漏(歯周病)・抜歯後の腫れ・顎関節症・舌ガン治療報告