慢性糸球体腎炎による透析を免れる 

 滋賀県/57歳・女性・主婦

 夫は建築関係の仕事をしていて、私も事務の手伝いをしております。家事と仕事にかまけて、何年も健康診断を受けずに過ごしてきました。

 ところが1年くらい前から、からだが重く疲れやすくなり、夕方には足がむくむようになったので、気がかりになって病院い行きました。検査の結果、「慢性糸球体腎炎でクレアチニンと尿タンパクが高く、腎臓は4分の1くらいしか働いていない。腎性の高血圧症もあって、このままで透析となるのも近い」と言われてしまいました。

 とりあえず、塩分とタンパク質の摂取を控え、薬で様子を見ることになりました。しかし、塩分を1日2g以下にして、薬を飲み始めたところ、ふらつきを感じるようになりました。そこで、薬の処方を調整してもらい様子を見ましたが、血圧はさほど下がらず、腎臓の働きもあまり変化が見られませんでした。

 医しからは「疲れとストレスが重なって、病気になったのではないか」と言われました。

 友だちから光線治療というよい治療法があると聞いて、遠かったのですが、何とか時間をつくり、思い切って上京して、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 その帰りに光線治療器を求めて、早速、自宅で光線治療を始めました。すると、いつも冷たかった足がだんだん温かくなり、何となくからだの疲れがやわらいできました。

 2ヵ月ほど光線治療をすると、足のむくみではけなくなっていた靴が、はけるようになりました。

 主治医から「この状態なら、当分は透析しなくてよいでしょう」と言われ、少し安心しました。仕事が忙しい日でも、家族や従業員が協力してくれて、光線治療の時間を作ってくれました。

 そのお陰で、気分も落ち着いて、尿タンパク値やクレアチニン値も下がり、徐々に基準値に近づいてきました。また、薬だけではあまり変化がなかった血圧の数値、光線治療を始めてから徐々に下がり始め、最近では130-80mg/Hg前後に安定してきました。

 これからも、からだと相談してながら、欠かさず光線治療をして、人工透析のお世話にならないようにがんばるつもりです。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4002番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、㊷㊸④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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