大後頭神経痛と脳腫瘍が6ヵ月で完治

 東京都/51歳・女性・主婦(156cm、62kg)

 2年前、寝たきりの義母を介護するために、同居することになりました。すると2ヵ月目から、後頭部全体がピリピリして、一日中突っ張った感じになりました。やがて、後頭部から背中にかけて、重石をのせたような圧迫感を覚えました。

 病院の血液検査でも異常はなく、「慢性疲労とストレスによる頭痛でしょう」と言われ、何の治療もされませんでした。その後も、後頭部から背中にかけての症状はとれず、1年ほど前にものを見るときに、光の輪」が重なって見えてきました。

 今度は、眼科で検査を受けましたが、やはり異常はなく、しばらく様子をみましょうと言われました。光の輪は1日で消えましたが、後頭部の痛みはずっと続いていました。 

 1ヵ月前に脳ドッグを受けたところ、小さい脳腫瘍が見つかったので、びっくりしました。幸いなことに良性の腫瘍で、症状がなければ放置してよいと言われ、少しほっとしました。後頭部の痛みは、大後頭神経痛と診断されました。

 神経痛には光線治療がいちばんよいと、何人もの友人から勧められ、光線治療器を用意して、自宅で毎日光線照射をしました。

 治療開始1週間で、2年も続いていた後頭部のしびれがなくなり、後頭部から背中にかけての圧迫感も軽くなり、熟睡できるようになりました。

 このまま光線治療を続けていれば、いつか完治するという希望が持てるようになりました。

 治療3ヵ月後には、からだの冷えがなくなり、夏でも靴下をはかないと眠れなかったのが、秋になっても素足でいられるようになりました。そのころには、後頭部の圧迫感もなくなり、家族から「最近、姿勢がよくなったね」といわれました。 

 そして、光線治療6ヵ月後、脳ドッグで再びMRI検査を受けました。主治医は何度も画像を確認していましたが、脳腫瘍がなくなっていることを確認すると、信じられないと驚いていました。脳腫瘍も消え、つらかった頭痛から解放されて、本当に幸せです。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・背中全体・後頭部③を各10分間照射。両膝部②・腰部⑥・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦・背中全体・②⑥は集光器使用せず、③④は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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