手根管症候群が改善、針仕事を楽しむ 

 兵庫県/73歳・女性・主婦

 光線治療は昔からずっと愛用しています。

 2年前、右手指がしびれるので、神経内科を受診したところ、手根管症候群と診断されましたが。その後、整形外科も受診しましたが、手術をしたほうがよいと言われました。右手の親指と人差し指、中指、薬指の先がジンジンとしびれて、握力も低下してきました。

 手先の細かい動きが困難となり、大好きな針仕事ができなくなりました。右手に力が入らないので、家事にも支障が出てきました。しかし、手術はしたくありません。何とか家の光線治療器でよくしたいと、貴付属診療所(光線研究所付属診療)に相談いたしました。

 貴所の先生には、「光線治療で手根管症候群の症状がよくなっている例があります。しばらくは光線治療を行って様子を見てください」と言われ、自宅での光線治療の処方をいただきました。

 せっせと光線治療に励んだところ、右手のしびれは徐々にとれて、2年経った現在でも針仕事も楽しむことができるまでに回復しました。

 最近、84歳の夫がⅣ期の悪性リンパ腫(ガン)と診断を受け、唖然としました。高齢なので化学療法は無理だと思いましたが、本人の希望で行うことにしました。そこで、自宅にいるときは光線治療を熱心に行っていました。そのせいか副作用もとても少なく、最後まで化学療法を受けることができ、先日、ガンはすっかり治っていると診断されました。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・右手首内側・右手指(しびれる患部)を各10分間照射、両膝部②・後頭部③を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、右手首内側・右手指・③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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