疲労感がなくなり、風邪も引かず、体調良好

【治験症例 1】

 体力低下

 31歳・男性・会社員/身長168cm・体重63kg

◆症状の経過

 美容師の仕事を始めた20歳のころから、慢性的な疲労感を感じるようになり、頭痛やめまいが現われ、肩や背のこりと圧迫感が強く、不眠が続くようになった。

 学生時代にスポーツで鍛えていたので、体力には自信があったが、2年間で体重3kg減った。病院での検査ではどこにも異常はなく、何の処方もなかった。

 25歳のころから手足の冷えが強くなり、1年間に何回も風邪を引き、寝込むようになった。さらに手足がしびれるようになり、一日中の立ち仕事ができなくなり、美容師の仕事を辞めた。

 知人の紹介で、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・頚椎下部㉜・背中全体を各10分間、腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射。㉜は1号集光器使用、それ以外の部位はすべて集光器使用せず。

◆治療の経過

 知人より光線治療器を借りて、自宅で光線治療を行った。治療を始めてから、熟睡できるようになった。

 以前は眠りが浅く、夜間に何回も目が覚めたが朝まで熟睡が可能となり、起床時も爽やかに目覚められるようになった。以前は朝食を食べられなかったが、光線治療を始めてからは、食事がおいしく、1日3食しっかり食べられるようになった。

 治療開始から1ヵ月間で、初診時には18.4℃だった指の温度が24.2℃になった。また中枢温も34.4℃から、35.8℃へと上昇した。疲労感がなくなり、からだに力がみなぎってくる実感を得られるようになった。 

 現在、光線治療を開始してから5年が経過したが、父が経営する工務店で元気に仕事をしている。風邪も引かず、体調も良好で、体重も3kg増えた。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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