めまい、耳鳴り、肩こり、難聴が改善
【治験症例 5】
メニエール病
57歳・男性・建築業/身長170cm・体重68kg
◆症状の経過
1週間前に、突然立っていられないほど、ひどいめまいが起こった。その後は肩こりが強くなり、吐き気を感じることが多くあった。左耳鳴りがあり、左側から話かけられると聞きとりにくかった。耳鼻科でメニエール病と診断され、仕事では高い足場に昇らないように言われた。
自宅で治療用カーボン3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左耳部⑰を照射した。めまいは起きなくなったが、耳鳴りが残るため、当付属診療所を受診して指導を受けた。
◆光線治療
治療用カーボンは1000-3002番を使用し、両足裏部⑦・頚椎下部㉜・左右咽喉部④各10分間、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・左右耳部⑰⑱各5分間照射。⑦②⑤⑥以上集光器使用せず、㉜1号集光器使用、④⑰⑱以上2号集光器使用。
◆治療の経過
光線治療開始1ヵ月でめまいは完治したが、耳鳴りは1日中のガーッという騒音のような音がとれず、家族にテレビの音量が大きくなったと指摘された、
治療6ヵ月後には、肩こりもなくなり、耳鳴りも治療後しばらくは小さく感じるようになった。治療1年後には、耳鳴りは疲れたときに感じる程度で、難聴も改善し、日常生活にはまったく不自由を感じないまでに回復した。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著