突発性難聴で失った聴力が3ヵ月で改善

【治験症例 5】

 突発性難聴/64歳・女性・主婦/身長148cm・体重48kg

◆症状の経過

 1ヵ月前、突然耳が聞こえなくなった。すぐに病院に行き、突発性難聴と診断され、そのまま12日間入院して持続点滴を受けた。聴力はほぼ回復したが、耳鳴りが残ってしまった。光線治療は60歳のころから慢性C型肝炎の治療を行っており、この経過は順調であった。今回、突発性難聴による耳鳴りと入院中に痛くなった腰の治療を行うため、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療 

 治療用カーボンは1000-3002番を使用し、両足裏部⑦・後大腿部㉚・腰部⑥各10分間、両膝部②・腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)・左右耳部⑰⑱(2号集光器使用)各5分間照射。

◆治療の経過

 腰痛のほうは2週間で痛みが消退した。退院後3ヵ月後の検査では、聴力は全音域で正常範囲になり、主治医に驚かれた。それでも耳鳴りは一生治らないと言われ、がっくりした。しかしその後、1年間光線治療を継続したところ、耳鳴りを感じることがなくなった。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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