肩こり 1

肩こりとは、頚スジ、頚のつけ根から、肩や背中にかけてのコリ感のことです。その周辺の多くの筋肉が関りますが、コリとコリ感は必ずしも一致しません。頚や肩のオーバーワークが主原因とされていて、頭痛やめまい、吐き気などを伴うこともあります。全身疲労、眼精疲労、体形、不良姿勢、精神的ストレス、冷え、月経、内科的疾患や自律神経の失調、事故による後遺症などが関係している場合もあります。

肩こりを予防するためには、これらの因子をできるだけ遠ざけ、原疾患のあるものはその治療を行います。ストレスを減らし、適度に運動することは血液循環を促しコリを軽減させますが、現実的な問題として肩はこりますので、肩コリ解消のために鍼灸や光線療法を利用するのもいいでしょう。

以下、光線研究所「(可視総合光線療法、理論と治験)黒田一明著」に掲載されている治験例を紹介します。

【治験例 1】

◆55歳/男性/会社員

◆症状の経過:若い頃から肩こりが強く、肩こりのために頭痛をともなうこともしばしばあった。4年前に高速道路でトラックに追突されてから、左手が冷たくなり、左汗から発刊しなくなっていた。入浴しても左肩、左の背中は温かさを感じない状態であった。レントゲン検査などでは異常はなかった。左腕の運動制限はないが、左中指が曲がりにくい。

◆光線治療:3001~4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部、腰部各5分間、肩甲間部、頚椎下部各10間照射。

◆治療経過:1ヶ月間の治療で左肩、背中は温かさを感じるようになり、左手の冷感も消失した。同時に肩こりも楽になり、頭痛を起こすこともなくなった。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

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馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

整形外科系症例

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