余命1カ月の乳ガン、4年後も元気です

 茨城県/64歳・女性・主婦

 30歳代のころ、知人に紹介されて光線療法を始めました。これまで、冷え症、扁桃炎、五十肩、湿疹など、いろいろな病気を治してきました。

 とくに、病院でも治療できないひどい耳だれを患ったとき、3号集光器にガラス管をつけて、毎日30分間光線治療をしたところ、1週間ほど劇的よくなり、20日間でみごとに完治しました。

 その後は、大病もせずにいましたが、60歳のとき左乳房にしこりが見つかりました。精密検査の結果、乳ガンと診断されました。すごいショックでした。かなり広範囲に広がっており、左乳房全摘と左わきの下のリンパ摘出の手術を受けました。

 手術後、傷痕は鉄板を張りつけてような硬さと圧迫感があり、左の腕はむくんで、痛みも出てきました。追い打ちをかけるように医師からは、「手術でとったガン細胞は、とてもたちの悪いタイプです。長くてもあと1カ月くらいの命でしょう」と、余命1カ月の宣告を受けてしまい、目の前が真っ暗になりました。

 ともかく光線治療で何とかならないかと、手術後の弱ったからで力をふりしぼり、バスで4時間をかけて、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に伺い、診察のあと、自宅での治療の指導を受けました。 

 もう頼れるものは光線治療しかありません。覚悟を決めて、光線治療を行うことにしました。それからは、毎日必死に光線治療を続けました。光線治療をすると、からだにエネルギーが入る感じで、手術の痕の痛みも軽くなってきました。

 宣告された余命1カ月が過ぎ、3カ月、半年が過ぎ、1年が過ぎても元気なので、主治医は大変驚いていました。術後3年半経ったところで、学会発表の症例になりました。一時は死も覚悟しましたが、術後4年が過ぎた現在、光線治療のお陰で元気になれたと心から感謝しています。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・左腋窩部㊼・左背中部(術後患部)・左乳房部(術後患部)を各10分間照射。⑦は集光器使用せず、㊼・左背中部・左乳房部は1号集光器使用。

※体力がついてきたあとは、1000-4008番に変更して、上記照射部位に、両膝部②・腰部⑥を各10分間追加照射。②⑥は集光器使用せず。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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