眼の疲れが改善し、両眼の視力が向上
【治験症例 2】
眼精疲労
55歳・女性・主婦/身長150cm・体重52kg
◆症状の経過
50歳ごろから眼の疲れが強くなったが、眼科検査では老眼と乱視以外に、とくに異常はなかった、
メガネを替えてから眼の疲れのこともあるので、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・肝臓部㉗各10分間、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左右こめかみ部㊱㊲各5分間照射。⑦①②⑤⑥以上集光器使用せず、③1号集光器使用、㉗㊱㊲以上2号集光器使用。
◆治療の経過
自宅で毎日光線治療を行ったところ、治療1週間で足が温まり、睡眠が深くなり、便通もよくなった。
治療1ヵ月で、こめかみの痛みや眼の疲れが減った。何よりも足が温まること、肝臓部への光線照射が眼によいことなどがわかり。自身を持って治療を続けた。
治療2年後の現在、パートの仕事もこなせる体調になり、またいつの間にか、眼の乾く感じもなくなっていた。視力(眼鏡使用)は右眼が0.8から1.0に、左眼が0.8から1.2に改善した。
◆コメント
眼の負担は身体に、身体の負担は眼に、相互に影響を与える眼精疲労には、いろいろな原因がある。しかし、原因が何であれ、眼と身体の血行不良・筋肉疲労であることから、可視総合光線療法による血行改善が最適な治療となる。眼や身体に明らかな疾患がある場合は、それに対する光線治療の継続が必要となる。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著