夏の肌荒れと光線治療

 夏は汗や皮脂の分泌量が増えます。皮脂の分泌は増えるのですが、汗と一緒に肌の保護成分も流出するため、肌は乾燥しやすくなります。また汗で肌がべたつくため洗うことも多くなり、そこにエアコンの乾燥した風でさらに乾燥することで、肌荒れを起こしやすくなります。 

 また皮脂の分泌量が増えると、皮脂をエサとするアクネ菌が繁殖し、ニキビや吹き出物が出来やすくなります。コロナ禍の夏場でのマスクは、マスク内がより高温多湿になり、汗や皮脂の分泌が増えるので、肌荒れには注意が必要です。

 さらに夏は強い日差しでの日焼けで肌トラブルに要注意です。

 光線治療は皮膚の炎症を抑えたり、皮膚の新陳代謝を促進して皮膚の保湿能力を高める作用があります。夏の肌荒れ改善にとても役に立ちます。

『光線研究 第627号』令和3年8月1日 一般財団法人 光線研究所発行

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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