愛犬の足指にできたガンが縮小してきた

 神奈川県/イヌ(報告者・飼い主の女性)

 私は変形性股関節症、娘は湿疹で光線療法にお世話になっております。 

 この度は、愛犬の光線治療をご報告します。

 犬の後ろ足の指の間にしこりができて、その周辺の毛が抜け落ちました。獣医さんに診てもらったところ、「ガンができていて、今後もおおきくなるようなら、後ろ足ごと切断しなければなりません」と、大変残酷なことを言われました。

 そのとき、自分たちがお世話になっている光線療法が、犬の治療にも役立つのではないかと思い、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。

 貴所の先生から、「光線療法でも、ガン自体の治療はなかなかむずしいですが、動物の治療にも大変効果が出ています。少しでもいまの状態をよくすることに役立つかもしれません」とのご返事で、光線治療のアドバイスを受けました。

 ガンのある後ろ足に照射しようとすると、すぐに足を動かすので、なかなか照射できませんでした。それでも、少しの時間でも毎日続けようと思い、2カ月間がんばって光線照射を行いました。

 そのほか、患部にスクワランオイルを塗ったり、飲み水に、にがり水を少し入れたりしました。犬も気になるのか患部を噛むので、出血もしました。

しかし、2カ月を過ぎたころ、しこりのふくらみが小さくなくなってきました。さらに光線治療を3ヵ月すると、しこりがずい分やわらかくなり、獣医さんから「もう毛が生えない」と言われていたのに、後ろ足の毛も元通り生えてきました。

 何よりも愛犬の足を失わないですんだことは、光線療法のお陰と心から感謝しております。 

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:腹部全体・後ろ足(患部)を各10~30分間照射。集光器使用せず。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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