2時間おきに目覚める不眠症が治った

 東京都/73歳・男性・会社役員

 70歳過ぎから、午前3時過ぎに目が覚めるようになり、その後は朝まで眠れなくなりました。夜は午後11時に前に寝床に入りますが、寝入ったかと思う間もなく必ず尿意を催すので、2時間おきにトイレに起きていました。毎晩、ほとんど寝た気がせず、日中もからだのだるさがとれません。とくに、午後の会議では強烈な眠気に襲われて、起きているのがやっとという状態でした。

 近所の病院では、「加齢によるもので、臓器や脳に問題はない」と言われ、眠れないとき飲むようにと睡眠導入剤を処方されました。その薬を飲むと、朝まで眠れるようになりましたが、目覚めの悪さは変わらず、午前中は頭重感が強くなるので、できるだけ飲まないようにしました。

 また、重いものを持ったり、30分以上立っていると、腰が重だるくなり、足裏が痛くなりました。左肩にも痛みが出てきたので、整形外科でレントゲン検査を受けましたが、「加齢により軟骨が減って起こる痛み」と診断され、簡単な体操を勧められました。

 そんなとき、妻の実家から光線治療を紹介され、早速、自宅用の治療器を用意して、治療用カーボン3002-5000晩を使って、毎日、両足裏部⑦のみ10分間照射を行いました。想像以上に気持ちがよく、足裏だけでなく、下半身全体が温かくなりました。

 光線照射を1週間続けたところ、夜間尿が1回になり、よく眠れるようになり、足裏の痛みもなくなりました。さらに効果的な治療法の指導をうけるため、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所からいただいた処方通り処方すると、両足裏部⑦だけの照射のときより、もっと全身がリラックスして、腰や肩の痛みは照射するたびに、少しずつ軽くなっていくのが実感できました。

 2週間ほどの光線治療で、昔と同じように、朝まで起きることなく、ぐっすり眠れるようになりました。腰や肩の重だるさも軽減し、椅子から立ち上がるときも身軽に動けるようになりました。

 これまでは、あまり運動する習慣がなかったので、ジムのトレーニングを始めようと思います。光線治療のお陰で、老後が明るくなりました。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥を各10分間照射、両膝部②・後頭部③・左肩部⑨を各5分間照射。⑦⑥②は集光器使用せず、③⑨は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修 

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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