慢性膀胱炎からくる頻尿が完治した

 千葉県/63歳・女性・会社員

 若いころから冷え症で、たびたび膀胱炎を繰り返していました。一年中頻尿日中は30分ことに排尿があり、夜間尿も毎晩5~6回ありました。外出時はトイレの場所を確認してからでないと、安心して出かけられません。また、毎日のように夕方になると腹痛が起こり、腹痛で熟睡できないために、慢性的に疲労感がとれませんでした。

 気候の変化にも弱く、すぐ風邪をひいては膀胱炎を繰り返していました。抗生物質を服用しても症状が消えず、医師からは「膀胱の粘膜が荒れているので、自分のからだと上手につき合っていくしないですね」と、半ば見放されたような状態でした。 

 今回、左の下腹部に突然激痛が起きて、あわてて病院に駆け込みました。そこに結石が詰まっていることがわかりました。結石自体は小さかったので、とくに治療はなく、「水分を多めにとってください」と言われたのみでした。

 私の病状を知った親友が、光線治療をしてくれました。足裏と腰と左下腹部への照射でしたが、1回の照射でお腹の痛みが半減しました。親友は「しっかり光線療法を聞いてから、光線治療を行うほうがいい」と、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)の受診を勧めてくれました。

 貴所で光瀬治療の処方をいただき、早速治療器を自宅に用意して、毎日光線治療を始めました。

 治療開始1ヵ月間で、左下腹部の激痛はなくなりました。日中の頻尿もその間隔が30分間から60分間になりました。夜間尿は4~5回ありましたが、寝つきがよくなり、熟睡感が得られるようになりました。以前は一日中だるさを感じていました。肩こりや背中の張りも感じなくなり、からだがしゃんとしてくる実感がありました。

 治療開始3ヵ月目にエコー検査を受けましたが、結石はなくなっていました。そのことには足の冷え感がなくなり、腹痛もなくなりました。頻尿も改善し、トイレは日中は2時間おき、夜間も1~2回になりました。

 膀胱の検査でも、粘膜はしっかり再生し、きれいな状態と診断され、「慢性膀胱炎は完治です」とお墨つきがでました。これからも再発予防や体調管理のために、光線治療を続けていきます。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・左右下腹部㉓㉔を各10分間照射。腰部⑥・背正中部㉘・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、㉓㉔㉘は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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