痛風による足首の痛みが1週間でとれた

 大阪府/62歳・男性・会社員 

 6年前の健康診断で、糖尿病と診断されました。自覚症状は全くありませんでしたが、空腹時血糖値(基準値100mg/㎗未満)が300mg/㎗近くあり、尿糖も出ていました。

 その後、好きな酒をやめ、食事療法も熱心に取り組みました。しかし、経口血糖降下剤を服用しても血糖値はなかなか下がらず、180~200mg/㎗の間を行ったり来たりの状態でした。

 4年前からは、毎朝インスリンを15単位注射するようになりました。3年前に、足首が急に腫れてきて、歩くのも困難になりました。足首の痛みは、大変ひどく夜も眠れない状態でした。病院の診察の結果、尿酸値(基準値7mg/㎗以下)が10.0mg/㎗もあり、痛風と診断されました。

 親友が痛風の痛みにいよいと、光線治療を教えてくれたので、可視総合光線療法の本を読み、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)にも相談して、痛風の光線治療の診断をうかがいました。そして光線治療器を用意し、自宅治療を始めました。照射すると痛みがぐんぐん軽くなってきました。初めて治療した日から、足首の痛みを忘れてぐっすりと眠ることができました。 

 1週間の光線治療で、腫れも引き、痛みも全くなくなりました。尿酸値も7.0mg/㎗まで下がり、主治医には「まだ高めだが、これだけ下がれば、痛みが強くなることはないでしょう」と言われました。

 可視総合光線療法の本に、糖尿病についても書いてあったので、貴所(光線研究所付属診療所)に問い合わせ、アドバイスをいただきました。指示された通、毎日1回、光線治療を始めてから、それまで夜中に3~4回、目が覚めて、朝もすっきり起きられなかったのが、よく眠れて朝から気分がよく過ごせるようになりました。

 光線治療を始めてから、血糖値も120mg/㎗前後で安定してきました。主治医からも「最近はとてもよいコントロール状態です。この調子なら合併症の心配はないかもしれません」と言われるまでになりました。 

◆光線治療(痛風)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②を各を10分間、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射、足首(患部)を30分間追加照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③・足首部(患部)は1号集光器使用。

◆光線治療(糖尿病)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・肝臓部㉗・背正中部㉘を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず、㉘③は1号集光器使用、㉗は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

代謝・内分泌・免疫の病気治療報告甲状腺疾患・痛風・自己免疫疾患・糖尿病