膵臓ガンによる背中と脇腹の激痛が軽減した

 東京都/62歳・男性・会社員(163cm、44kg)

 30歳代の半ばから、糖尿病を薬でコントロールしてきました。ところが、半年前に血糖値が400mg/㎗以上になり、主治医から総合病院で検査を受けるように言われました。

 CTやMRIなど、全身の検査を受けたところ、膵臓ガンが見つかりました。そのころは便秘がちで、半年で体重が8kgも減りました。食事が終わると、強烈な眠気が襲ってくるようになりました。とてもがまんできずに、30分から1時間くらい横になると、あとはふつうに過ごせました。

 全身の検査では、膵臓ガン以外に肝臓や肺にも影が見つかり、しかも大きな血管を巻き込んでいるので、「とても手術はできる状態ではない。あとは抗ガン剤治療しかない」と言われました。 

 何とか手術できないかと、大学病院でセカンドオピニオンを受けましたが、結果は同じでした。

 そのうち、背中や脇腹に激痛が出てきました。糖尿病の治療は、飲み薬からインスリン注射に変更し、抗ガン剤治療を受けることにしました。入院までに、この痛みを何とかしたくて、以前から妻が愛用していた光線治療を行うことにしました。

 貴付属診療所(光線研究所付属診療所)で治療法を教えていただき、2台の治療器で2週間しっかり光線治療をおこなったところ、背中や脇腹の痛みが軽くなりました。睡眠もとれるようになり、抗ガン剤治療を受けることができました。

 1ヵ月間の入院治療中も、週末は外泊できたので、土日は1日2回ずつ光線照射を行いました。そのお陰で、心配していた吐き気や食欲不振、便秘、しびれなど、抗ガン剤の副作用がほとんど出ませんでした。

 痛みも割合楽でしたが、週末が近づくと痛みが強くなって、痛み止めの注射が必要でした。主治医も驚くほど順調に治療を受けることができました。

 光線治療を行うと、からだが温まり、気力が充実してくる感じがあります。痛みところに照射すると、つらい痛みが軽くなります。便通も整いますし、睡眠も深くなります。

 これからも抗ガン剤治療が続きますが、光線治療をしっかりやって、乗り切っていきます。ガンには負けません。ご指導よろしくお願いします。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4001番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を20分間照射、両足首部①・両膝部②・肝臓部㉗・背正中部㉘を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、㉘は1号集光器使用、㉗④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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