がんこな咳が止まり、左膝痛も解消した

 東京都/81歳・女性・主婦(146cm・56kg)

 ここ数年、寒くなってくると咳が出るようになったいました。咳が出ると、近くの医院で咳止めを処方されてましたが、症状がひどいときは薬を飲んでも、夜中に咳が出て目が覚めてしまい、眠れないことがしばしばありました。春になって温かくなると咳が出なくなりますが、毎年、秋風が吹くころはいつも咳が出るので、非常に憂うつでした。

 また、半年くらい前から、左膝の内側に痛みを感じるようになりました。左膝の状態は、右膝に比べても、腫れて太くなっていました。整形外科では骨がぼろぼろになっていて、膝に水も溜まっていると言われました。左膝の水を抜き、関節注射も受けましたが、ほとんど効果がなく、正座もできなくなりました。以前は、61kgあった体重を、半年で57kgまでがんばって減らしましたが、左膝の痛みはよくなりませんでした。

 光線治療は、3年前、友人が「子どものころ、光線治療で喘息がよくなった。あなたも光線治療を受けてみたら」と勧められ、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診したのがきっかけでした。

 そのときは、貴所で1回、光線治療を受けただけなのに、その日の夜から咳が出なくなりました。

 2週間後、また咳が出るようになったので、貴所で光線治療を受け、今度は1ヵ月間咳が出ませんでした。その冬は、3回の通院治療を受けただけで、咳に苦しむことはありませんでした。

 それ以来、3年間咳き込むことはありませんでしたが、今年久しぶりに風邪をひいて、咳が止まらなくなりました。今回も光線治療に助けていただこうと、3年ぶりに光線治療を受けました。

 年をとった分、前回よりは体力も落ちていたと思います。そのためか、1回の治療だけでぴたっと咳は止まりませんでしたが、毎週1回治療を受け、3回で咳が止まりました。

 膝の痛みに対して効果てきめん、正座も短時間なら可能になりましたし、左膝の痛みをほとんど感じないで、楽に動けるようになりました。

◆光線治療

治療用カーボン:3000-3001番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・左膝(内・外側)を各10分間照射。腰部⑥・左右咽喉部④を各5分間照射・⑦①②⑥は集光器使用せず、左膝(内・外側)は1号集光器使用、④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

呼吸器の病気喘息・慢性気管支炎・呼吸障害・肺炎治療報告