変形性腰椎症による坐骨神経痛が完治した

 千葉県/64歳・男性・建設業

 私は20歳のころ大工になって、長年、重いものを持って足場を上がった下りたり、無理な姿勢で力仕事をしていたので、腰が痛くなることが度々ありましたが、その都度、光線治療をすると痛みや疲れがとれて、元気に働くことができました。

 ところが、60歳を過ぎたころから、腰痛と同時に右足にしびれが出るようになりました。

 1年ほど前からは、腰に激痛が走るようになり、仕事のときだけでなく、普通に歩くのもつらくなってきました。たまらず整形外科に行って診察してもらったところ、腰椎4番と5番の間の椎間板がつぶれて、神経を圧迫しているために、坐骨神経痛が出るということでした。

 担当医から「手術する方法もありますが、100%治るという保証はできません。手術するか、しないか、よく考えてください」と言われましたが、しばらく手術は見合わせることにしました。

 病院から湿布をもらって貼っていましたが、しびれは一向によくならず、しょっちゅう痛みも出ていました。結局、長年頼ってきた光線治療にまたお世話になろうと思い直し、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所の先生からは「冷えの症状は見られません。血液循環もよいようなので、筋力アップをしながらしっかり治療していきましょう」と励まされて、少しずつ腹筋を鍛えて、腰にかかる負担を減らすように言われました。

 自宅に帰って、毎日しっかり光線治療をすると同時に、日常生活でも姿勢をよくするようにしました。すると光線治療1ヵ月ほどで、とくに寝ているときの痛みがほとんどなくなってきて、座っているときも右足のしびれがとれてきました。

 そして、4ヵ月で痛みやしびれがなくなったので、大工の仕事に復帰することができました。本当にありがとうございました。

◆光線治療

治療用カーボン:3005-6000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・後大腿部㉚・腰部⑥・腰上部を各10分間照射、両膝部②・腹部⑤を各5分間照射。⑦㉙㉚⑥②⑤は集光器使用せず、腰上部は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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