寝返りも打てない坐骨神経痛が治った

 東京都/79歳・女性・主婦

 光線治療は、30年以上前から田舎の両親が使っていました。私も足腰の痛みの緩和などに、大変重宝しています。現在光線治療器も2台目を使っています。

 さて、昨年の夏のことです。歩いているときに、右の太ももあたりにしびれが出て、腰の力が抜けたようになりました。少し休むと回復して、歩くとまたしびれるという状態になりました。

 整形外科では、「脊柱管狭窄症があります。無理せず、おだやかにしてください」と言われ、たいした治療もありませんでした。それで、ときどき光線治療を行って、様子を見ておりました。 

 ところが、今年の夏、右腰から太ももにかけて激痛に襲われ、身動きがとれなくなりました。就寝中も寝返りを打つと痛みがとれなくなりました。就寝中も寝返りを打つと痛みが走り、トイレも這うようにしか行けず、途中で尿をもらすこともありました。もう、じっとしているしかありません。食事は同居している娘に頼んで、何とかすませていました。本当に地獄のような日々でした。

 手術を受けたくないので、病院には行きませんでした。もう、あとは光線治療をやるのみです。

 治療用カーボンは、3001-4008番と1000-3001番を交互に使って、両足裏部⑦・両膝部②・腓腹筋部㉙・後大腿部㉚・腰部⑥を中心に、各30~40分間照射しました。途中で休みながら、ほとんど丸1日、光線に当たっていました。

 さすがの光線治療でも、今回ばかりはなかなかよくなりませんでしたが、必ずよくなると信じて、毎日治療を続けました。 

 光線治療を始めて2ヵ月で、徐々に痛みが引いて、ようやく動けるようになりました。

 3ヵ月後には、多少腰の重苦しさは残るものの、杖を使わず、普通に歩けるようになりました。

 整形外科では、「腰の骨の変形と狭窄症は相当重症で、手術が必要です」と言われていました。「こんなにひどいのに歩けているのは、まったく不思議としか言いようがない」と驚かれました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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