右太もも痛が軽減し、コーラスを楽しむ

 東京都/73歳・女性・主婦

 今年の5月、歩いていると、急に右の太ももが痛くて歩けなくなりました。立っているだけでも痛くて、外出できる状態ではありませんでした。急いで受診した整形外科では、レントゲン検査に異常はなく、急性の筋肉の炎症でしょうとのことでした。2~3年前から、右膝が変形性膝関節症になり、その治療を受けていますが、それが関係していると思います。 

 右膝をかばって歩いたので、太ももに負担がかかって痛み出したのでしょう。湿布薬だけでは痛みが引かず、近くの鍼灸院で低周波治療や鍼治療を受けましたが、3ヵ月経っても治らず、普通に歩くにはほど遠い状態でした。

 20年前からずっとコーラスを楽しんでいますが、発表会を1ヵ月後に控えて、練習時間も長くなっていたので、立って歌っているうちに、太ももの痛みがどんどん強くなってきました。 

 ふと、10年前の乾癬治療でお世話になった光線治療を思い出し、久しぶりに貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。夏だというのに足の冷えが強く、血行不良ですと言われました。そこで、通院し、光線治療を受けることにしました。 

 1回目の治療後、久しぶりの光線治療だったので、全身に軽いだるさがありましたが、床に入るまで足が温かく、下半身が軽く感じられました。 

 光線治療を受ける足袋に痛みが軽くなって、コーラスの練習中でも足の痛みが気になることが少なくなってきました。 

 先日のコーラス発表会では、舞台に出る時も歌っているときも、太ももの痛みを全く感じることはなく、気持ちよく歌うことができました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・後大腿部㉚を各10分間照射、両足首部①・両膝部②・腰部⑥・左右下腿部㉓㉔・右大腿部(前後)を各5分間照射。⑦②㉚①⑥は集光器使用せず、㉓㉔・右大腿部(前後)は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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