10年来の大きな卵巣のう瘍が消失した

 神奈川県/54歳・女性・主婦

 10年ぐらい前より子宮筋腫と診断され、徐々に大きくなっていました。3年ほど前に閉経したあとも、筋腫がこぶし大だったため、医師からは手術を勧められましたが、手術を断り、定期的な検査で様子を見ていました。ときどき下腹部痛があるものの、筋腫は少しずつ小さくなってきました。ところが、1年前の定期検診時に医師より「右側の卵巣に3cm大の卵巣腫瘍があります。良性のため経過観察をしましょう」と言われました。子宮筋腫の次は卵巣腫瘍と診断されたことで、良性とはいえ大きなショックをうけました。

 私は強い冷え症で、とくに足裏が冷たく、靴下をはかないと眠れないぐらいでした。冷え症のせいか、肩こりや頭痛にも悩まされていました。こんな状態で気力がなくなり、憂鬱な毎日を送っていました。

 そんなとき、友人から光線療法を勧められました。友人の熱心な説明を信じて、光線療法を行ってみようと決心し、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・腰部⑥・右下腹部㉔を各10分間、両膝部②・左下腹部㉓・背正中部㉘・後頭部③を各5分間照射しました。⑦㉙②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔㉘③以上1号集光器使用。

 貴所の先生の指示どおり、自宅で毎日光線照射を継続しました。光線照射開始1ヵ月後には、下腹部の痛みも軽減し、病院の検査でも「卵巣腫瘍が若干縮小し、子宮筋腫のほうも問題ないほどの大きさになっている」と言われました。光線照射はどこの部位にしてもとても気持ちよいのですが、とくに両足裏部⑦への照射は全身が温まり、たいへん心地よく感じました。

 光線照射3ヵ月後、婦人科の定期検診では、卵巣腫瘍が完全に消失していました。担当医は「卵巣の腫瘍がつぶれているか、エコー検査で見えない位置に移動しているのではないか」と、しばらく経ってから再検査したいようでした。私には、光線療法で卵巣腫瘍が消失したことがわかっていますので、再検査は受けないつもりです。

 また、うれしいことに光線療法の効果で足の強い冷えが改善し、夜も熟睡できるようになり、悩んでいた頭痛や肩こりもなくなりました。さらに、260mg/dlあったコレステロール値が薬を使わずに、219mg/dlにまで下がったのです。これらはすべて光線療法のお陰だと思っています。

●血圧(mmHg)

143/81(初診時)→ 130/68(1ヵ月後)→ 116/73(3ヵ月後)

●表面裏温(℃)右足指

25.9(初診時)→ 29.7(1ヵ月後)→ 30.7(3ヵ月後)

表面裏温(℃)左足指

25.9(初診時)→ 29.7(1ヵ月後)→ 30.7(3ヵ月後)

財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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