原因不明だった舌痛、味覚障害が改善

 埼玉県/40歳・男性・教師

 中学校の教師をしています。今年度は3年生の担任になり、夏以降は修学旅行の準備のための出張や進路指導など、かなり無理をして疲労が蓄積していた状態でした。

 新年早々、久しぶりに風邪を引き、風邪が治ったと思ったら、こんどは急に舌の先が痛くなりました。痛みで食事も満足にとれず、夜間もたびたび目覚める状態となり、総合病院の口腔外科を受診しました。精密検査でも原因はわからず、心因性疼痛と診断されました。

 舌の先は赤みが強くなり、口内炎のような小水疱がたくさんできました。味覚異常も現れ、とくに甘味がわからなくなりました。水やお茶を飲んだり、しゃべることも舌の痛みでつらくなりました。

 とくにつける薬もなく困っていたところ、たまたま実家の父と電話で話す機会があり、その父から光線療法を受けるように勧められました。

 早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。そこで、治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)各10分間、左右咽喉部④(2号集光器使用))各5分間、口中部(舌患部)⑧(3号集光器使用)15分間の照射を受けました。

 その日、夕食時の痛みは変わりませんでしたが、夜間の痛みは約半分になりました。就寝後は痛みで目覚めることもなく、久しぶりに朝まで眠ることができました。

 2日後にまた貴所で照射を受けました。照射後は舌の痛みが8割くらい改善し、甘味も感じるようになりました。舌先の小水疱もなくなり、舌表面のザラザラした感じもなくなってきました。

 その後は、3日おきに2回照射を受けました。3回目の照射が終わったときには、久しぶりに気分がよくなり、元気が出てきました。舌先全体に痛みがあったものが、縮小するにつれて、痛みが移転する(舌の先端が左右)ようになりました。

 4回目の終了時点で舌の痛みは完全に消えました。表面もザラザラした感じが消え、味覚も元通りになりました。また、昨年来感じていた足の冷えがなくなり、からだの倦怠感もまったく感じなくなりました。食事は何でもおいしく食べられ、夜も熟睡できるようになりました。

 病院で有効な治療法がないと言われた痛みが、4回の照射で完治しました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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