風邪からの肺炎の胸痛や咳の症状が改善
【治験症例 9】
肺炎
65歳・女性・主婦/身長155cm・体重48kg
◆症状の経過
この冬に引いた風邪のあと、ときどき胸痛や咳があり、発熱もあった。病院を受診したところ肺炎と診断された。病院処方の抗生物質を服用していたが、なかなか症状がとれなかった。近所の人に光線治療を勧められ、当付属診療所(光線研究所付属診療所)紹介されて早速受診し、通院治療を開始した。
◆光線治療
治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)・肩甲骨間部⑫・左右胸部(以上1号集光器使用)・左右咽喉部④(2号集光器使用)を当診療所の光線治療器4台で各15~20分間照射。
◆治療の経過
光線治療を始めて数回は、咳き込みが増えたり、胸痛が強くなることが見られた。しかし、通院治療10回目ごろより、咳の回数が減り、胸痛も半減してきた。治療15回目くらいで咳はほとんど出なくなり、胸痛も違和感程度になった。発熱もしなくなった。
病院で肺のレントゲン検査を受けたところ、肺の影は3分の2に縮小していた。少し無理をするとまだ咳や胸痛が出ることがあるので、光線治療器を購入して自宅でも光線治療を始めた、毎日の光線治療で症状は軽くなり、30回ほどで全治となった。その後は、風邪を引かなくなり、肺炎の再発もない。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著