割れた花瓶で切り、落ちかけた指がついた

 長野県/70歳・女性・主婦

 光線療法には20年以上前から、家族全員でお世話になっています。今回は、私が体験した光線療法のすばらしい体験を紹介します。

 1年前のお盆のころ、仏壇を掃除して花を飾っているときでした。いつもより大きめな花瓶にしたのがいけなかったのか、手が滑って過敏を落としてしまいました。運悪く花瓶の角が、右足の小指(第5趾)の付け根を直撃い、深く切ってしまいました。

 そのときは、傷の痛みより出血のひどさに驚いて、何をしたらよいかわからず、頭の中が真っ白になりました。すぐ救急車で病院に運んでもらいました。外科の医師に「もう少しで足の指が落ちる寸前まで切れていて、骨も少し欠けてました。一応縫っておきましたが、血管や神経を繋ぐ手術はできないので、傷の深さから考えて完治する確率は20%くらいです。化膿すれば足の指は切断しなければなりません」と言われてしまいまいました。

 化膿させないためには光線療法しかないと思い、自宅に戻って早速光線照射を開始しました。治療用カーボンは、3001-3001番の組み合わせで、両足裏部⑦、両足首部①、両膝部②を各10分間、患部へは2号集光器を使用して60分間照射しました。右足の甲全体がパンパンに腫れ、患部の指は紫色で傷口もズキズキ痛んでいましたが、光線照射後はその激痛はなくなり、その夜はいつもどおり熟睡することができました。翌日からは1日3回、1時間半ずつ光線照射しました。

 1週間目には、足の甲の腫れが引き、指の色も暗紫色から少し赤みのある色に変わってきました。病院の先生は「思ったよりずっと傷口のつきもよいようだし、甲の腫れも引いているので、もしかしたら大丈夫かもしれませんね。でもまだ安心はできません」と言われました。傷のつきもよいので、2週間目より治療用カーボンを3001-4008番の組み合わせに変更し、光線照射を続けました。3週間目には抜糸がすみ、4週間目からは光線照射を1日2回にしました。2ヵ月後には、足の指や皮膚も普通の色になり、痛みもしびれもなくなりました。担当の外科医からは「ここまで回復すればもう大丈夫。それにしても奇跡的な回復力にはびっくりしました」とお墨付きをいただくことができました。

 光線療法のおかげで足の小指を落とさずにすみました。本当にうれしく感謝しております。これからもずっと光線療法で助けていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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