右足首の水溜まりが吸収された
【治験症例 14】
足首の水腫(水溜まり)
79歳・女性・主婦/身長156cm・体重54kg
◆症状の経過
非常に強い冷え症で、風邪を引きやすかった。知人の勧めで60歳前後からときどき光線治療を行っていた。
日ごろ歩くことが少ないにもかかわらず、足趾にはウオノメが多くでき、ときどき足がつることもあった。
73歳ごろから急に右足首が腫れて、痛みが起こり、水がたまったので、以前行っていた光線治療を再開した。
◆光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・両足首部①各10~20分間、腓腹筋部㉙・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)・後頭部③各5~10分間、右足首部(以上1号集光器使用)10~20分間照射。
◆治療の経過
光線治療により足の冷えが軽減し、治療2週間ほどで右足首の痛みは消退した。足首の水腫(水溜まり)も治療継続とともに徐々に減り、半年ほどで完全に吸収された。
現在79歳になっているが、水腫の再発は見られない。また、緑内障も指摘されているので、眼に対する光線治療も続けている。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著