胸郭出口症候群のしびれが著明に改善

 胸郭出口症候群

 40歳・女性・主婦

◆症状の経過

 40歳時、寝違えをしたことから、頚痛や右肘から先のしびれが続くようになった。整形外科で胸郭出口症候群と診断され、牽引治療を受けていた。

 しかし、しびれの症状がとれず、同時に足の冷えや腰痛もあったので、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 300-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥・右後肘部㉞・右前腕部各10分間、両足首部①・腓腹筋部㉙・腹部⑤・後頭部③各5分間照射。⑦②⑥①㉙⑤以上集光器使用せず、㉞・右前腕部・③は1号集光器使用。

◆治療の経過

 自宅治療を毎日続けた。光線照射でからだ全体が温まり、頚痛や背中痛が楽になり、頚の動きがよくなってきた。治療10回で右前腕のビリビリしたしびれは完治した。

 光線治療を行うと元気が出るので、引き続き継続している。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

上肢と下肢の痛み・しびれ・腫れ整形外科系症例