浮腫 2

【治験例 1】

■からだのむくみ・無気力

◆42歳/女性(身長162㎝ 体重56kg)

◆症状の経過:舞踏の仕事が大変忙しく、食事、睡眠時間の不規則が重なり、たいへんからだがだるく、気力がなくなってしまった。顔、足、腹部にむくみが現れて、体重が短期間で7~8kg増えて、56kgとなり、舞台で使用するカツラが入らなくなってしまった。漢方薬を使用したが、からだにあわなく中止した。便秘、生理不順もみられたため、友人の紹介で当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。血圧120/84mmHg

光線治療:3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部、腹部各10分間、腓腹筋部、腰部、両足首部(以上集光器使用せず)各5分間、後頭部(1号集光器使用)5分間照射。

◆治療経過:光線治療数回でむくみが減り、舞台用カツラがうまく合うようになった。治療2週間でほとんどむくみがとれ、その後体重が3~4kg減少した。生理も順調になって、生理前の頭痛もなくなった。また、便秘も起床し気力が充実してきた。舞台のたびに緊張、ストレスから時々むくみが現れるが、以前のようなひどいむくみが現れることはなくなった。

【治験例 2】

■右足首関節の腫れ

◆55歳/女性(身長168㎝ 体重72kg)

◆症状の経過:5年前より右足首が腫れてきた。痛みはなく病院でも積極的な治療は行わなかった。1年前より歩行時に痛みを感じ、再度検査をした結果、軟骨が出ていると診断された。2週間に1回痛み止めの注射を行い、足底板を使用したが効果がなかった。以前光線治療で腰痛や結膜炎を治療したことがあり、効果的な光線治療行うため当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療:1000-3001番の治療用カーボンを使用し、両足裏部10分間、両膝部10分間、腹部5分間、腰部10分間、後頭部5分間、右足首関節部の正面、外側(以上1号集光器使用)各15分間照射。

◆治療経過:不自然な歩き方をしたための腰痛は、1ヵ月間で完治したが右足首関節の腫れと痛みは改善がなかった。そこで、両足裏部、両膝部、右足首関節部(正面、外側)を1日2回照射し、右足首関節部は1号集光器使用を使用し、各20分間の照射とした。治療3ヵ月目で歩行に支障がない程度に痛みは軽減したが、腫れは依然として残っていた。治療用カーボンを1000-3002番に変更して、さらに治療を続けた。治療開始1年で腫れも引き日常生活での不自由は感じなくなった。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

水分の代謝がわるい気がする

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

体調の管理