
血糖管理と可視総合光線療法 2
■自然光曝露血糖管理に関する研究(2025年オランダ)
当所『光線研究』の第645号でも取り上げた、自然光を浴びる機会と生体への影響に関する新たな研究です。4~5日間のオフィス内における自然光曝露と一般的なオフィス照明の曝露を比べて、2型糖尿病患者における血糖値を始めとした様々な代謝循環マーカーの変動の相違を調査した。自然光と人工照明を比較すると平均血糖値に差はなかったものの、自然光では正常血糖範囲(79~130㎎/dl)の時間が優位に増加した。基礎血糖の日内振幅よりも優位に小さかった。日中の自然光曝露が2型糖尿病患者の血糖変動を安定させ、脂肪利用の質を高めるとともに、骨格筋の体内時計を調整する可能性が示された。
■血糖管理と可視総合光線療法
光線療法は、全身の血の巡りを促し、新陳代謝を促進して、糖やホルモンを隅々まで届け、肝臓や筋肉への糖の取り込みや末梢組織の糖代謝を高めます。また、自然に近い光の照射は、血糖を調整する間脳への好刺激となり、血糖管理の安定化に寄与します。さらに紫外線より産生されるビタミンDや温熱により産生される熱ショックタンパク(HSP)赤色光線などによるミトコンドリア機能の改善は、慢性炎症やインスリン抵抗性により積み重なる細胞へのダメージを軽減して、膵臓の保護にも働き、生涯を通じた血糖管理に貢献します。
◆治療用カーボン
3001-4008番、5002-5002番、3000-5000番、3001-5000番、1000-6001番等を使います。
◆照射部位・照射時間
両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)、正中部㉘(1号集光器使用)、上腹部⑪・肝臓部㉗(2号集光器使用)、照射時間は⑦㉘各10分間。その他は、各5~10分間の照射。
光線研究 第655号 令和8年4月1日発行 一般財団法人 光線研究所