光線治療で間質性肺炎の進行が抑えられています

 東京都 85歳 男性 〇島 〇男様

 72歳のときに身内の不幸が重なり心身共に疲れ果てていました。日々の生活でこの疲れがなかなかとれず、蓄積していました。毎日しんどく感じていましたので、病院で受診したところ「間質性肺炎」と診断されました。若い頃から時々空咳は出ていましたが、喘息と言われたことはなく風邪を引きやすいことももありませんでした。それまで大病もせず、元気に過ごしてきましたが、今回が初めて病気らしい病気です。担当医から「間質性肺炎を治すのは難しいので進行させないことが大事です」と言われました。疲れがとれないのはこの病気に影響も少なからずあるかもしれないと言われました。幸いなことに病状は初期の段階だったので特に治療はなく経過観察になりました。自分にも何かできることはないのか悩んでいますと、義姉から光線治療を紹介されました。少しでも進行が抑えられればと、早速貴付属診療所を受診しました。 

 貴所で初めて受けた治療が大変心地が良く直ぐに治療器を自宅にも用意して、教えていただいた照射方法で毎日治療をしました。光線治療を始めてから数日後、友人が自分と同じ間質性肺炎にかかり他界したということを聞きました。進行すると怖い病気だと不安になりましたが、光線治療をしっかりやろうと一層治療に対して気を引き締めた出来事でもありました。 

 光線治療1ヵ月経ったころ、歳とともに段々立ち上がる動作が遅くなっていたのが足に力が入り以前と比べて楽に立ち上がれるようになりました。疲れも和らぎ息苦しさはなくなりました。暫くは体調良く過ごしてきたのですが、81歳頃から少し咳が出るようになってきました。 

 定期的に病院かかっていますが、咳は悪化することなく85歳の現在まで間質性肺炎の進行は抑えられているよ様です。担当医にも経過がとても良いと太鼓判を押されています。これも光線治療のおかげと感謝しております。

【光線治療】

治療用カーボン3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)、肩甲骨間部⑫(1号集光器使用)、左右咽喉部④(2号集光器使用)。照射時間は⑦②⑥⑫は各10分間、④各5分間照射。

 光線研究 第642号 令和6年2月1日 発行(一般財団法人 光線研究所)

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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