下肢血行障害

下肢の血行障害は足や足先の冷えのみならず、全身の血液循環をわるくし、さまざまな体調不良を招く大きな要因となります。可視総合光線療法は血液循環を正し、糖尿病性壊疽、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤などの血行障害によって起こる疾患に対して働きかけることができます。

●糖尿病壊疽

血糖の高い状態が続くことで生体の毛細血管を損傷させてしまいます。糖尿病が進行すると、四肢末端や網膜、腎臓などの毛細血管の多い部位の機能が低下し、やがては糖尿病性壊疽、失明、腎不全を起こします。

●閉塞性動脈硬化症

動脈の硬化に血栓が加わり血流が悪くなる病気で、主に下肢に起こります。進行すると痛みがひどくなり、足の指先に潰瘍や壊疽を起こします。状況によっては糖尿病と同様に下肢を切断しなければならなくなります。

●下肢静脈瘤

理・美容師、調理師など長時間立っている仕事に多くみられ、静脈血うっ血が主な原因です。状態が進行し、末梢血管拡張、血栓性静脈炎などから、慢性潰瘍、蜂窩織炎といったものを併発すると治りにくくなります。

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

外科系