息子の乗り物酔いが治った 

 北海道/13歳・男性・中学性(報告者・夫)

 息子は、小さいころは長時間車に乗っても何ともなかったのですが、小学校になってから乗り物に酔うようになりました。だんだんその症状が強くなりました。5年生のころは1時間ぐらいは大丈夫でしたが、6年生の修学旅行のときは、何度も吐いて本人も大変な思いをして、また周りの人たちに迷惑をかけてしまいました。

 本人もすっかり自信をなくしてしまい、ふだんはとても元気な子なのですが、休みのときにどこかに行こうと誘っても、行きたくないというありさまでした。

 中学生になっても状況は改善しません。1年生の2学期に体験学習があり、バスに乗ったときから具合が悪くなり、目的地に着いたときには、ぐったりして顔色は真っ青で一人では歩けない状態でした。そのまま救急車で入院し、一晩点滴を受けなければならないほどでした。

 このような状態で、本人はもととより親のほうも心配で、親戚や知人に乗り物酔いを治す方法はないか、いろいろ尋ねて回りました。

 そんな折、友人に光線治療の話を聞きました。2週間後にはどうしても出かけなければならない用事があり、わらにもすがる思いで治療器を借りてきて、毎日光線照射を行いました。夏休みで時間もありましたので、1日に3回照射しました。

 これまで、酔い止めの薬は効かなかったのですが、片道6時間もかかる列車の旅なので、念のため飲ませて送り出しました。本人は光線治療をしたから大丈夫と、自信満々で出かけて行きました。目的地の札幌に着き、元気な声で「光線治療のお陰で大丈夫だったよ」と電話をかけてきたので、妻もほっとひと安心でした。

 車中では気分が悪くなることもなく、駅弁を買っておいしく食べたそうです。自身がついて安心したのでしょうか、帰り道は酔い止めも飲まなかったのに、気分が悪くなることもなく、元気に帰ってきました。

 わずか2週間の光線治療でしたが、本当によかったと思いました。この治療を紹介してくれた親友に心から感謝しています。これからは、治療器を自宅に用意して家族全員の健康管理に役立てていきたいと思います。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・後頭部③・左右耳部⑰⑱各10~15分間照射。⑦①②は集光器使用せず、③は1号集光器使用、⑰⑱は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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