鼓膜にあいた大きな穴がふさがった

 新潟県/15歳・女性・中学生(報告者・母)

 長年、家族で光線治療器を愛用しております。私は貴付属診療所(光線研究所付属診療)を腰痛、湿疹などでときどき受診して、いろいろ助けられております。この度は、今年15歳の娘のことを報告いたします。

 娘が耳かきをしているとき、私が急に立ち上がったあとによろけて、耳かきをしている娘の肘を押してしまいました。耳かきで右の鼓膜を強く着いて穴をあけてしまったようです。娘は、驚きと同時に耳が痛いと訴え、右耳が全く聞こえない状態となりました。

 私も青くなり、あわてて近所の耳鼻科へ連れて行きました。診察を受けたところ、医師から「鼓膜にかなり大きな穴があいてしまったので、治癒はむずかしいかもしれません」と言われました。そして、感染症を起こしているとのことで、抗生物質を処方され、そのまま帰されました。

 母親である私の不注意から、たいせつな娘が、一生右耳が聞こえなくなるかもしれず、どうしてよいか悩んでおりました。ふと身近な光線治療器を思い出し、光線治療を行うことにしました。すぐに貴所(光線研究所付属診療所)にご相談して、光線知慮の処方をいただき、自宅で治療を行いました。 

 耳鼻科で治癒はむずしいと診断されましたが、何とか娘の耳を治したいと、毎日光線治療を行いました。光線治療を欠かさず継続したところ、痛みもずい分やわらぎ、鼓膜が少しずつふさがってきたのでしょうか、不思議なことに右耳の聞こえが戻ってきました。

 光線治療2週目には、娘から「痛みもなくなり、完全に聞こえるようになった」と言われ、天にも昇るような気持ちで、うれしさいっぱいでした。

 耳鼻科の診察では、「鼓膜の形は少し波を打っていて、まだ完全とはいえないが、鼓膜の形は少し波を打っていて、まだ完全とはいえないが、鼓膜そのものは完全にふさがっている」と言われました。聴力検査でも全く問題なしでした。娘の主治医が、ほかの医師と看護師を集め、不思議そうに説明していたのが印象的でした。

 耳鼻科で治らないと言われた娘の大きな鼓膜に穴を、たった2週間の光線治療で治していただき、貴所の先生方に心より感謝いたします。わが家では、光線治療器は何よりの宝物となりました。 

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・左耳部⑰を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射、右耳部(患部)⑱を20分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、⑰は2号集光器使用、⑱は3号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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