手術を勧められた胆石が消失した
栃木県/88歳・女性・主婦(報告者・娘)
今回は、米寿(88歳)になる母の報告をいたします。一昨年秋より、母が腹痛を訴えるようになりました。微熱もあり、食欲も低下したので、病院で検査を受けたところ、胆のうと胆管の結石が判明しました。さらに血液検査でも、肝機能に異常が見られました。病院では「もし黄疸が出たら入院しなければならなくなるし、手術をしてとったほうがよろしいですよ」と言われました。
しかし、本人は手術を強く拒みましたし、高齢でもあることから、家族で相談した結果、以前より利用していた光線療法を試みることになりました。貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談し、次のようなアドバイスをいただきました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・肝臓部㉗・背正中部㉘各10分間、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③(以上集光器使用せず、㉘③以上1号集光器使用、㉗2号集光器使用)。
自宅で光線照射を毎日行うようになって、2~3日後から腹痛を訴えることはなくなりました。痛みがなくなってからは、食欲も以前のように戻ってきて、顔色もよく、微熱もなくなり、元気になっていきました。
照射開始後1ヵ月目、病院の血液検査では、肝機能の数値が基準値に戻りました。エコー検査では、胆のう内には胆石が残っているが、胆管内の結石は見つからず、担当医は「珍しいことですが、十二指腸に無事流れてしまったのでしょう」と説明してくれました。
現在でも、母は毎日熱心に光線照射を続けています。最近、驚いたことに、真っ白だった髪の毛に黒い毛が混じってきました。母は、「光線療法で、だんだん若返っていくみたいだね」とうれしそうに言っています。
●血圧(mmHg)
109/72(初診時)→ 100/70(1ヵ月後)→ 107/63(3年後)
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著