食道ガンの父は光線療法のお陰で元気です
東京都/65歳・男性・無職(報告者・娘)
現在65歳の父は、20年以上前から糖尿病があり、貴光線研究所の光線療法をずっと治療に役立てていました。残念ながら9年前に脳梗塞を起こしましたが、光線療法を続けていたお陰でしょうか、その後は脳梗塞の後遺症も残らず、元気にしていました。
ところが、昨年の検診で食道ガンが判明し、父にも病名を伝えました。父は「絶対に入院も手術もしたくない」と、病院の治療をかたくなに拒みました。治療用カーボン4008-5000番を用いた光線照射を、1日に3回していました。病院の先生の話では、「いまのままでは、余命1年くらいだろう」ということでした。
家族の気持ちとしては、くわしい検査を受けて、病院の治療も受けさせたいと思いました。しかし、本人が頼りとし、心のよりどころにしている光線療法で、少しでも状態をよくしたいと決心しました。貴所(光線研究所付属診療所)に問い合わせ、次の指導を受けました。
治療用カーボン1000-4008番を使用し、両足裏部10~20分間、両足首部①・両膝部②5分間、背正中部㉘・肩甲骨間部⑫・頚椎下部㉜・胸骨部㉛各10~20分間、左右咽喉部④各5分間照射。⑦①②は集光器使用せず、㉘⑫㉜は1号集光器使用、㉛④は2号集光器を使用。
食道ガンがわかって、数ヵ月すぎたころ、父がやったお病院の検査入院を承諾しました。検査の結果、食道にはすでにガンが12~13個あり、新たにのどにも1つガンがあることが判明して、「放射線治療も手術も無理です。何もできない状態です」と言われてしまいました。 しかし、食道ガンだとわかってから半年経過後の現在も、父は大変元気で、食事も普通に食べられます。まったくガンの症状がないので、病院の先生も大変驚いています。
また、父のガンは普通の人よりやわらかいらしく、不思議に思っているようでした。現在も父は治療用カーボン1000-4008番を使用して、1日3回光線療法をしています。光線を当てているときは、痰が大変多くでるようですが、これは、悪いものを出す反応が光線療法で高められるからと思っています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著