塗布薬が効かない水虫が、きれいに完治
【治験症例 1】
水虫
58歳・男性・会社員/身長166cm・体重73kg
◆症状の経過
長年、足趾に水虫があった、空気が乾燥している冬場は無症状であったが、蒸し暑い夏場に悪化して、かゆみが強く、大変不快な思いをしていた。
皮膚科で処方された塗布薬を用いたが、あまり効果がなかった。仕事は事務職なので、一日中、靴をはいて座っていることが多かった。
58歳のとき、知人から光線療法を紹介されて、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3000-3002番を使用し、両足裏部10分間、両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)・後頭部③各5分間、左右足趾部(以上1号集光器使用)各10分間。
◆治療の経過
治療器を求め、自宅でも光線療法を行った。光線照射を開始して間もなく、ジュクジュクしていた足趾の水虫が乾き始め、かゆみも消退した。
照射を開始した時期は夏だったが、心配した水虫の症状は悪化することがなく、照射2ヵ月ほどできれいに治った。
その後は、血圧が高いこともあり、10年近く光線療法を継続している。水虫の再発はない。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著