過労に対する可視総合光線療法 4

【治験例 2】

直腸ガン術後肺転移 77歳 女性 153cm 54kg

◆症状の経過

 76歳時の春先に直腸ガンステージⅢが判明し、手術して人工肛門を装着した。1ヵ月後より再発予防術後抗ガン剤治療を開始したが、副作用が強く7月には腎盂腎炎を発症し、高熱で入院した。入院中のベッド周りの移動で意識を失い、頭を強打して応急処置で縫合。その2ヵ月後に突然、右半身が思うように動かず、言葉も出ず、硬膜下血腫が判明し直ちに開頭手術を実施。運よく日常復帰できたが、その間に代表的腫瘍マーカーのCEAが16まで上昇(正常値0.1~5.0)。さらに12月中頃にはCT検査で肺へのガン転移が判明。抗ガン剤治療を断り少しでも穏やか日常を取り戻したい一心で、長年愛用の光線治療を行うため当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。

◆光線治療

治療用カーボン1000-4008番を使用。⑦①②㉙⑤⑥(以上集光器使用せず)、肩甲骨間部⑫(1号集光器使用)、照射時間は、各10分間、当所では、4台の光線治療器を使用し、合計40分間照射。

◆治療の経過

 受診前は自宅で自己流の光線照射をしていたが当所で初めて肩甲骨間部⑫照射を受けた後から、悪化していた咳があまり出なくなった。日常でも焦らずゆったり深い呼吸を意識して生活するようにした。何事にもじっとしていられない性格で、普段からあまり身を休める意識が無かった。週2回の通院治療と自宅での朝晩の光線照射を目標にし、年末年始も極力無理せずゆっくりして疲れを溜めない様に過ごした。以前は一度外出するとクタクタに疲れ果て何も出来なかったが年明けからは気力が出てきて、丸山ワクチンも開始した。日に日に気持ちが前向きになり、当所受診3ヵ月後には、家事を積極的に行い家族の食事を作る様になった。さらに2ヵ月後には以前担当していた同窓会の手伝いも再開。現在、直腸がんの肺転移と診断されて半年以上が経つが、疲れを溜めない様に過ごし、昨年とは違い前向きで元気である。ガンの腫瘍マーカーは、まだ基準値より高いが、家族にも以前に戻ったと言われて安心している。今の時間がもう少し長く続くよう光線治療を継続している。

光線研究第639号 令和5年6月1日 一般財団法人 光線研究所発行

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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