
卵巣ガンの抗ガン剤によるしびれ・痛みが軽減
東京都/75歳・女性・主婦
一昨年暮れ、40℃の発熱で検査を受けたところ、胃周囲のリンパ節が腫れており、卵巣ガンの転移と判断されました。
手術はできないと言われて、昨年の年明けから、抗ガン剤治療が始まりました。気持ち悪さや食欲低下とともに、徐々に手の指にしびれが出てきました。ガンの腫瘍マーカーは徐々に下がって、抗ガン剤の効果は出たものの、手指のしびれと痛みが増して、がまんできないほどになり、抗ガン剤治療は5クール(約5ヵ月)で中止になりました。
幸いガンのほうは、リンパ節の腫れが始まり、腫瘍マーカーも正常になりましたが、手指の痛みでてが使えず、足裏にもしびれがあり、歩くのも大変になりました。病院からステロイド剤と痛み止めが出ましたが、こうかがありませんでした。
ガンに効くと評判の玉川温泉に行った折、偶然知り合った方に光線治療が大変よいということを聞いて、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。
貴所では、4台の治療を同時に使って、光線治療を受けました。初めての光線治療はとても気持ちよく、数日おきに通院することにしました。
すると、たった2回の治療で手指の痛みが軽くなった感じで、左手は握れるようになりました。
その後、光線治療を受けるたびに痛みは軽くなって、通院治療8回目には、足裏のしびれも軽くなり、ゆっくりですが歩くのが楽になりました。初診時・治療2回目・治療8回目の握力は、右手5→7→10kg、左手5→9→9kgと増えてきました。
しばらく調子がよいので、1ヵ月ほど通院をさぼると、また手指のしびれ、痛みが強くなりました。油断せず、しっかり通院したいと思います。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・左右て(指)を各10分間照射、両膝部②・腹部⑥・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①・左右手(指)・②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修