専門家が手こずった顎関節症が改善 

 神奈川県/64歳・女性・主婦(報告者・夫)

 まず、昨年ご相談したしました従妹の件についてご報告します。従妹の末期膵臓ガンは、主治医から1年間持たないと言われていましたが、抗ガン剤と光線治療を併用することで、ガンの進行が止まりました。

 現在では、われわれ夫婦と食事会をするまで回復し、仕事のほうも毎日2~3時間やっているようです。本当にありがとうございました。

 さて、今回は、妻の顎関節症への光線治療報告です。妻は半年ほど前から、右顎が閉じるときにガクッといった違和感を覚えるようになりました。以前にも、ときどきこのような症状がありました。以前にも、ときどきこのような症状がありましたが、いつの間にか元に戻っていたので、今回もそのうち治ると思い、そのまま放っていました。

 ところが、1カ月ほど経った日曜の朝、顎があまりに痛くて、口を開けられなくなりました。そこで、初めて顎関節症の専門歯科を受診しました。 

 そこでは「右上の奥歯を若いときに抜いたので、右上の奥歯1本に対して右下奥歯が2本となり、長い間のアンバランスの影響で、噛み合わせが悪くなったのだろう」との診断でした。

 そして、夜寝るときには、噛み合わせのバランスを調整する目的で、マウスピースを着装するように指示されました。1カ月ほど装着したところ、いくらか噛み合わせがよくなったようでした。 

 ところが、口の中が乾燥し、咳が出始めました。今度は口の中の乾燥と咳のほうが重症になったたので、マウスピース着装はやめました。 

 その後も、相変わらず右の顎関節が痛むので、前歯では食べ物が噛み切れず、小さく切って左奥歯でやっと食べるという状態でした。食事がよくとれないので、体重が減り、体力も落ちてきて、かわいそうなくらいでした。

 そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して、光線処方をいただきました。早速、その処方に従って光線照射を開始したところ、右顎の痛みは、みるみる軽くなり、口もしだいに大きく開けられるようになりました。

 照射を開始して1カ月ほどで、右顎の痛みはすっかりなくなりました。若干違和感は残っているようですが、顎関節の動きはとてもよいようです。

 今回も光線治療で救われました。本当にありがとうございました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・右顎部を各10分間照射、両膝部②・後頭部③・左顎部を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、③は1号集光器使用、左右顎部は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

歯・口腔の病気歯槽膿漏(歯周病)・抜歯後の腫れ・顎関節症・舌ガン治療報告