両耳の圧迫感、いやな耳鳴りが改善した

 神奈川県/63歳・女性・書道教室経営(152cm、54kg)

 以前から「フォワン、フォワン」とか「チー」などの軽い耳鳴りがありましたが、さほど気にしていませんでした。ところが半年ほど前、乗り物に乗ったときなどに、両耳の圧迫感や耳鳴りを強く感じたので、初めて耳鼻科を受診しました。

 耳の聞こえは悪くなかったのに、突発性難聴と言われて大変驚きました。この病気、早期に治療をしないと治らなくなると言われました。ステロイド剤の服用を始めましたが、胃が痛くなって4日で中止しました。でも、胃の痛みはしばらく残ってしまいました。聞こえのほうは、日常生活に支障はなかったのですが、耳の圧迫感や耳鳴りが続いて困っていました。

 そんな折、友人に光線治療を紹介されました。大変よさそうなので、早速、治療器を用意して、自宅治療を始めました。

 具体的なやり方(照射方法)がよくわからないので、貴付属診療所(光線研究所付属診療)を受診して、自宅で行う光線治療の指導を受けました。

 書道教師の仕事柄、もともと首や肩のこりが強いのですが、貴所(光線研究所付属診療所)の先生から、「耳鳴りや耳の圧迫感がある人は、首や肩のこりも影響しているので、その改善も必要です」と説明されたので、ストレッチ体操教室にも通うようにしました。

 すると、1ヵ月の光線治療で、耳の圧迫感は減ってきました。耳鳴りはまだ変化がありませんでしたが、ステロイド剤服用のせいで胃が痛くなっていたのが治り、食欲が出ました。

 その後も、1日1~2回の光線照射を続けました。耳鳴りはなかなか改善しませんでしたが、よく眠れるようになり、首や肩のこりが楽になり、足の冷えも以前よりすぐ温まるようになってきました。体力もついてきて、以前は仕事を休みたいなとよく思っていましたが、休みたいという気持ちがなくなってきました。

 体調がよくなり、治療から4ヵ月ごろには、乗り物に乗っても耳鳴りが強くなることがなくなりました。

 光線治療半年で、耳鳴りは大変小さくなり、気にならなくなりました。耳鼻科の聴力検査の結果でも異状なしでした。耳鳴りは、確実な治療方法がないやっかいな症状ですが、光線療法で改善することできて、とても感謝しております。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部③・左右頸部・左右耳部⑰⑱を各5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、③・左右頸部は1号集光器使用、⑰⑱は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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