再発した膀胱ガンが2カ月で消えた

 東京都/51歳・女性・主婦(157cm、49kg)

 今から10年前の話です。血尿が続いて、病院で検査を受けたところ、膀胱炎と診断されました。抗生物質を1週間飲んで、その後の半年ほどは血尿が止まっていましたが、また血尿が出るようになりました。そのときも膀胱炎と診断されて、再び抗生物質を飲みました。

 しかし、そのときは血尿が止まりません。そこで、造影検査を受けたところ、親指頭大の膀胱ガンが見つかって、とてもショックを受けました。

 祖父が膵臓ガンで、父も胃ガンで他界していましたし、親しい友人も乳ガンでなくなっていました。そのため、ショックも大きいものでした。

 ただ、このガンは表面に近い粘膜層までの浸潤なので、膀胱鏡で30分間くらいの手術ですむと言われました。ところが、実際はガンがその奥の筋肉層まで進んでいたようで、手術に2時間半もかかってしまいました。

 そのせいか、麻酔が切れてから足がしびれて、3日は歩けませんでした。幸いなことに、手術後の回復は順調で、定期検査でも異常なしでした。

 ところが、手術後半年の検査で、手術した部位に小豆大の腫瘍が見つかり、ガンの再発と言われました。病院で抗ガン剤治療を続けて、「場合によっては膀胱全摘が必要かもしれない」と言われ、とても驚きました。

「膀胱全摘なんて冗談じゃない。抗ガン剤だって、副作用で苦しむのいやだ」と思い、手術は少し持ってもらうことにしました。

 自分で何としても治してみようと、よいと言われる健康食品は何でも試すことにしました。ビワの葉温灸と気功も始めました。

 そんな折、母が行っていた光線治療を思い出しました。早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、「絶対に治してみせる」という強い気持ちで、自宅で光線照射を続けました。照射時間の延長や、1日何回も照射するようにしました。

 すると、2カ月後の検査では再発したガン細胞はみごとに消失してしまいました。病院では、とても不思議がられましたが、その後は定期検査で様子を見るだけとなりました。現在、10年経ちましたが、ガンの再発はなく、元気に過ごしています。これも光線治療のお陰と、大変感謝しております。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・左右下腹部㉓㉔を10間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、㉓㉔は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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