余命宣告された膀胱ガンが3年で消失した

 長野県/82歳・女性・主婦(報告者・娘)

 母は3年前、血尿と下腹部の痛みがあり、病院を受診したところ、膀胱ガンが見つかりました。ガンは筋肉層まで達しており、ぜんぶ取り除くのはむずかしく、腫瘍の一部をとるだけの手術でした。

 実は手術前、2週間ほどでしたが、以前から使っていた光線治療器で患部を照射したところ、痛みが緩和され、気分がよかったようです。

 手術後も、光線治療でガンの進行を抑えたいと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して自宅で行う処方をいただきました。それから毎日、その処方通り、光線治療を続けました。その後2カ月間は病院で放射線治療を行って、膀胱ガンはかなり小さくなり、痛みや血尿もなく、血液検査の結果も良好でした。食欲もあり、よく眠れて、安定した生活続けることができました。

 しかし、1年3ヵ月過ぎたころに、今度は肺にガンの転移が見つかりました。余命1年と宣告されました。入院して抗ガン剤治療を勧められましたが、本人にはショックが大きと思い、肺への転移の話はしていません。また、年齢的にもつらいだろうと思ったので、肺ガンの手術も断りました。

 あとは、光線治療に頼るしかないと決心し、再び貴所(光線研究所付属診療所)の先生に相談しました。先生のアドバイスで、肺への転移部を背中のほうから1号集光器で照射することと、照射時間を全体に延ばして、1日に合計1時間半ほど照射を行いました。

 病院の治療は断っていたので、その後は光線治療だけでしたが、とくに気になる症状もなく、食欲もあり、元気で過ごしていました。

 そして、発病してから3年目、先日、病院で膀胱内視鏡検査を受けたところ、何とか膀胱ガンが消失していました。母の膀胱ガンは、もともとはかなり悪性で、膀胱内の3分の2ほどの大きな腫瘍でした。放射線治療で小さくはなりましたが、変化がなくてもそのまま進行しなければろ願っていました。消失するとは思ってもみませんでした。

 これは光線治療のお陰です。本当にありがとうございました。まだ、肺には転移があるので、手放しでは喜べませんが、今後も進行しないように引き続き光線治療を続けたいと思います。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両足首部①・両膝部②・腰部⑥を各5分間照射、左右下腹部㉓㉔を各10~30分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、㉓㉔は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

治療報告泌尿器の病気腎臓疾患・排尿障害・膀胱疾患・尿管結石