頭痛・のぼせ症・高血圧が改善した

 東京都/64歳・男性・無職

 50歳を過ぎたころから、健康診断で高血圧症を指摘され、降圧剤を服用していました。数値はやや高め(150/90mmHgほど)でしたが、大きく変動することもなく安定していました。60歳で定年退職してから、とくに何かに熱中することもなく、毎日を何となく過ごしてきました。

 ところが、去年の春あたりから、からだに変調を感じるようになりました。最初に頭痛やのぼせが出てきました。寝込むほどの痛みではありませんが、いつも頭が重くすっきりしませんでした。ときどき急に顔が熱くなり、暑さ寒さの季節にかかわらず、汗がよく出るようになりました。 

 病院で脳のMRI検査を受けましたが、脳には異常は認められませんでした。ただ、体重がやや多め(身長160cm・体重72kg)なので、医師から適度な運動をするように勧められました。

 すぐにスポーツクラブに入会し、からだを動かし始めました。しかし、日ごろ運動の習慣がなかった私は、かえって肩こりや腰痛になってしまいました。からだを動かすたびに「痛たたた!」「よっこらしょ」が口癖になりました。情けない私の様子を見た長年の親友が、光線治療を勧めてくれたので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所では、血行不良による手足の冷えと筋力低下を指摘されました。「光線照射で冷えを改善させ、新陳代謝を活発にすれば、筋力アップを行え、症状の改善も見られる」と説明を受けました。 

 光線治療をしてもらうと、からだが軽く感じられ、とても心地よい気分になりました。そこで、週に2日通院して治療を受けることにしました。

 4回目の治療で、頭痛がよくなり、同時に腰痛もなくなり、かけ声なしでスムーズに動けるようになりました。

 治療2ヵ月後には、のぼせもなくなり、目のしょぼつきや鼻の通りもよくなりました。血圧も140/85mmHgni下がり、体重も2kg減って70kgになりました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両足首部①・両膝部②・後頭部③・腹部⑤・腰部⑥・眼・鼻部⑯を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③⑯は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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