股関節手術後のひどい腰痛が軽減した
神奈川県/56歳・女性・主婦
左右の股関節とも先天性臼蓋不全症(大腿骨を支える受け皿の部分の発育不全)があり、29歳のときに左右の股関節手術を同時に行いました。それ以降、右股関節のほうはよいのですが、左股関節は痛みがとれず、いろいろな治療を受けてきました。それでも痛みがとれることはありませんでした。
左股関節をかばうために姿勢が悪くなり、50歳すぎごろからは腰痛がひどくなりました。また、長く歩いたり、立ったりしていると、肩こりや首に痛みが出るようになりました。更年期に入ると、いわゆる中年太りが始まり、年々体重が増えてくるのも悩みの種でした。
2年前、友人に光線治療を紹介されました。貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しまて、いろいろな悩みを相談しました。「からだの冷えをとり、筋肉や関節をやわらげると、痛みが軽減する」とアドバイスを受けて、光線治療をする決心をしました。
治療器を用意して、自宅で光線治療を続けると、1ヵ月ほどで足が温かくなり、同時に股関節の痛みが少しやわらいだ感じがありました。
それから半年くらいで、腰や肩の痛みが以前とは変わって軽くなりました。股関節の痛みのほうも、重たい荷物を持たなければ強く痛まなくなり、夜間にうずいて眠れない状態から解放されました。
現在、治療を始めて2年経過しました。
左の股関節は非常に疲れたときだけ、奥のほうで軽くつれる感じが残っています。そして、驚いたことには、2年間の光線治療で3kg(身長153cm、体重59kgから56kg)も減りました。体調は良好で、先日の健康診断ではどこにも異常がありませんでした。これからも光線治療を健康管理に活用していきます。ご指導のほどよろしくお願いいたします。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔を各10分間照射、両足首部①・両膝部②・後頭部③を各5分間照射。⑦⑥①②は集光器使用せず、㉓㉔は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修