膝痛が完治して、血糖値も安定した

 東京都/72歳・男性・無職(166cm・体重67kg)

 定年で銀行を退職して、いまは妻と二人で悠々自適な生活をしております。若いころから運動は苦手です。ゴルフも仕事の一環でやっただけで、退職後は一度も行ったことはありません。庭の植木の手入れだけが唯一の趣味です。

 おととしの年末、植木の手入れを行ってから右膝と腰に痛みを感じるようになりました。とくに右膝は階段の下りがつらく、一歩ずつ左足から降りないと下りられない状態でした。整形外科では「加齢による変形性の痛みなので、上手につき合っていくしかないでしょう」と言われてしまいました。

 そんなとき、妻が友人から光線治療を紹介されました。膝や腰の痛みにはとてもよいというので、妻といっしょに貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 診察の結果、週2回のペースで通院治療を受けることにしました。治療2回目までは症状に変化はありませんでしたが、3回目が終わって、立ち上がるときに痛みがなく、駅の階段を普通に降りていることに気がつきました。

 その後、5回の治療で膝の痛みは全くなくなり、腰痛も8割がた回復しました。日常生活で痛みがなくなったので、光線治療を中断していました。 

 ところが、今年の健診の血液検査で、空腹時血糖値300mg/dl、HbA1c8.0%(基準値は6.2%未満)にはね上がってしまいました。体重も72kgになり、血糖値を下げる薬を飲むように言われました。退職後の運動不足が原因で、

体重が増えていたのです。以前にもHbA1cが6%を超えて、主治医からは食べ過ぎに注意し、これ以上太らないように注意されていました。

 光線治療で血糖値を下げられればと思い、再度、貴所(光線研究所付属診療所)へ通院することにしました。 

 週に2回しっかりと通院して、食事にもきをつけた結果、2ヵ月後の検査では、空腹時血糖値が98mg/dl、HbA1cが6.5%、体重が67kgになって、主治医に大変驚かれました。糖尿病の薬はまだやめられませんでしたが、「この調子なら、当面合併症の心配はありません」と言われたので、ほっとしました。光線治療は、これからもしっかり続けていきます。

◆光線治療1(膝痛・腰痛)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・腰上部・右膝部(患部)を各10分間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・背正中部㉘・後頭部③を各5分間照射。⑦⑥①②⑤は集光器使用せず、腰上部・右膝部(患部)・㉘③は1号集光器使用。

◆光線治療2(血糖値改善)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・背正中部㉘を各10分間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、腰上部・右膝部(患部)・㉘③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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